伊那山脈 高尾山(911.3m) 2015年11月22日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 14:03 車道−−14:12 神社−−14:23 高尾山 14:26−−14:32 神社−−14:36 参道入口−−14:37 駐車場所

場所長野県伊那市(旧高遠町)
年月日2015年11月22日 日帰り
天候薄曇
山行種類藪山
交通手段マイカー
駐車場路側に駐車
登山道の有無神社まで参道あるが神社〜山頂まで廃道化
籔の有無灌木藪あり
危険個所の有無無し
山頂の展望なし
GPSトラックログ
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コメント途中に神社マークのある南東尾根から往復。神社からは東に下る参道ありだが神社から山頂まで廃道化して灌木藪が覆う。山頂には石仏あり




南東側峠に駐車 道路沿いに電気柵が続くが今は休止中
最初だけ籔っぽい 西にずれると歩きやすい植生
神社 「高尾社」と書かれている
神社より山頂まで断続的に廃道あり 尾根が明瞭な場所は道も明瞭
高尾山山頂 山頂の石仏
帰りは神社から参道を辿る 参道にも電気柵あり
参道入口 車に到着


 高尾山と言えば東京の高尾山が有名だが高遠にも高尾山がある。市街地南側の小さな山で地形図上では破線があるが信用はできない。車で一番標高を上げられる南東側の峠から登ることにした。

 峠に到着すると道幅が広がった場所があり路駐でも問題なさそうだったが別の問題が。斜面には延々と電気柵が張られていて取り付くためにはこれを乗り越えなければならない。近くに扉があればいいのだが見当たらない。通電していたらかなり痛いので諦めて別の場所から取り付く必要がある。立木の葉を切り取って簡易的な抵抗替わりとし針金に触ると全く感電しない。過去の経験からして電気柵が生きていればピリピリと感じるはずで、どうやら農作物シーズンが終わって休止中らしい。恐る恐る指でちょこっと触っても全く衝撃は無しで完全に停止していることを確認、針金を押し分けて乗り越えて斜面に取り付く。

 最初は灌木で籔っぽかったが西へ進路を変えると赤松植林帯に突入し灌木も消えて歩きやすくなった。そのまま小尾根を登ると平坦地に到着し立派な神社が登場。地形図に出ている神社に違いない。実はこの神社への参道の存在、山頂にありがちな奥社への道の存在を少しは期待していたのだった。どうやら参道は東の集落から上がってきているようなので帰りに調査することにして、まずは山頂を目指す。

 神社裏から廃道らしき筋はあるが今は明瞭な道はない。尾根が明瞭な場所は昔の道形が残っているが、尾根が広がった場所は灌木が林立して道形は消えている。尾根筋より東側の方が灌木が少なくて歩きやすかった。この一帯も赤松植林帯だ。

 山頂が近付くと灌木は消えて歩きやすくなり、赤松樹林を登り切ると山頂到着。山頂標識は無いが小さな石仏が2つ。昔は信仰登山で登られたかもしれないが今は訪問者は少ないようだ。樹林で展望皆無。東京の高尾山とは雲泥の差だが、私にとっては人がいない静かな山頂の方が望ましい場所だ。

 神社まで往路を戻って東に下る参道を下ってみた。こちらの道も今はほとんど歩く人はいないようで非常に薄かった。ここまで電気柵が来ていたが参道は開閉可能な構造になっていて、感電しないよう絶縁性の取っ手が取り付けられていた。ドアではなく電線1本1本を外すような構造なので、通電されていたら通過は面倒そう。今は死んでいるのでこの構造を使わず適当な隙間から内側に入った。

 少し下ると道路に到着。私が駐車した峠とは200mくらいしか離れていなかった。

 

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